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店長日記

自動車開錠


自動車にリモコンによる施開錠装置が搭載されて久しいですが、最近はそれに加えてスマートエントリー(トヨタ商品名)やインテリジェントキー(日産商品名)などが主流になりつつあります。つまり、鍵穴に鍵を挿しこむ必要のない電子的施開錠システムです。
従って、インロックの開錠依頼が少なくなったかというと意外にもそうでもありません。

スマートキーなら本来車内に鍵があれば施錠されないはず。と、思われているところに油断があると思われるのですが、実際には鍵を車内に放置したまま、施錠されてしまった、つまり昔のように鍵を車内に置いたままノブを引いてロックをしてしまったというような明らかな操作ミスによるものではなく、何も悪いことしてないのに勝手にロックしてしまったというものです。

それこそ運転手にとってみれば災難ですが、最近これがよくあるのです。

原因は、色々ありますが、車の中には場所によって電波が車載コンピューターに届きにくくなる場所や瞬間があり得るということ、エンジンをかけたままだとシステム設計として車室に人がいるものとコンピューターが判断して自動的にロックする設計になっているもの、スマートキーの電池が弱くなっていてコンピューターがスマートキーの存在を認識しないもの等々。

ベンツに代表されるドイツ車はトランクにインロックする例が多いです。流石にトランクの中では鉄に囲まれた密閉空間なので電波が届きにくくなるようです。

どの車の取扱説明書にも、車外に出るときは必ずキーを持って出るように注意喚起してあるはずです。

盗難防止のために最近は複雑なカギを採用するようになってきています。

くれぐれもご注意を。