住宅開錠の理由??
「開けてくれ~!」と多々ある依頼の電話。どうしてそういう事態になったかには色々な理由が有ります。
一番多いのが外出先で紛失した、気が付いたらポケットやバッグに入ってなかった、遠方に鍵を置き忘れたなどですが、
意外と多いのが、鍵を持たずに外に出て、その間に同居人が施錠していったという「行き違い」もの。
例えば、奥さんが出張のご主人を近くの駅まで送り届けて、帰ってきたら自分が鍵を持って出なかったことに気が付いた。つまり施錠はご主人がして鍵はご主人のポケットに。気が付いた時ご主人は既に電車の中・・・汗;)
奥さんがゴミ出しに鍵を持たずにでたら、その間に何も知らない息子が施錠して出勤してしまった・・・汗;)
今日依頼があったのは、ご主人が東京に出張中に奥様が海外旅行に出てしまった。奥様はご主人が鍵を持っているものと信じていたらしいが。2週間帰ってこない・・・汗;)
こんな時、我がお助けマンとしてできる限りの知恵と技を働かせて開錠の努力をするのですが、ここ10年内の建築物は、鍵穴からの開錠は殆ど無理で、映画やドラマのように格好よく特殊な道具を突っ込みながら鍵穴を覗いてチョコチョコ弄っている内に「カシャッ!」「さあ、どうぞ」というわけにいきません。
我々としては、とても公開できない裏技なども含めて全知全能を働かせて家の中に入る手立てを考え、実行する訳ですが、最悪は電動ドリルを使って破錠することになります。当然使っていた鍵は使えなくなります。
しかも、最近の錠前はデザイン的に凝ったものが多く、その場で交換できる錠前を用意できずに手配して入手するまでに数日を要するものが増えました。当然費用もかなり嵩みます。
チョットした互いの連絡ミスが原因ですから常日頃から声を掛け合う癖を付けることが肝要です。くれぐれもご注意を。というか、外に出る時は、どんな時でも必ず鍵を身に着けておく工夫をするのが一番いいのですが。
また、暗証番号錠に換えるのも一方法ですね。